ある楽音(ピアノ、トランペット、ベースなどの音程を出せる楽器の音)を1つ鳴らすと、その音に対して整数倍の振動数を持つ音が一緒に出てきます。
たとえば100Hz (ヘルツと読みます。1秒間に100回振動しているということです。ピアノの低い方の音を弾いて弦を見ると、振動している様子が見えますよ。また弦楽器であれば低音弦をさらに緩めてゆけば、この様子がよく見えます。)
この音列を倍音列といいます。(英語ではHarmonics Seriesまたは Overtone Seriesといいます。)
倍音は音楽の基本です。この音列があるから音楽を理論的に考えられます。
できる人は何らかの楽器で、ある程度低い音を1つ鳴らして本当に倍音が出ているか聞いてみましょう。
ドの音を鳴らしているのに、ミとかソやレ等が聞こえてきますよ。
音を聞く・・・・・・・・コンピューター上なのであまり上の倍音が聞えないと思いますが聞いてみましょう。