9. Chord 表
     

1) Chord 表

 この表を理解すればどんなコードも大丈夫です。
 1)〜5)までの枠に文字を入れることにより完成します。

 

ではどのように使用するか使用方法を以下にまとめてあります。

2)使用方法

度数
音程および書き方
1)
Root(根音)の枠
 Root英大文字で書く
2)
3rd(3度)、4th(4度)の枠
 M3(長3度)の時には何も書かない
 m3(短3度)の時を書く
 P4(完全4度)が有り3度、7度が無い時、sus4を書く
 (P4とm7があるときは例外として、7sus4と書く)
3)
5th(5度)の枠
 P5(完全5度)の時には何も書かない
 dim5th(減5度)の時、b5を書く
 aug5th(増5度)の時、#5を書く
4)
6th(6度)、7th(7度)の枠
 6th(6度)、7th(7度)が無い時は何も書かない

 M6(長6度)が有り7度が無い時、を書く
 (6度と7度両方あるときは7度の方が優先され
 6度はTensionの13として扱われる。)

 M7(長7度)の時、M7と書く
 m7(短7度)の時、と書く
5)
Tensionの枠
 M9(長9度)が有る時、を書く
 m9(短9度)が有る時、b9を書く
 aug9(増9度)が有る時、#9を書く
 P11(完全11度)が有る時、11を書く
 aug11(増11度)が有る時、#11を書く
 m13(短13度)が有る時、b13を書く
 M13(長13度)が有る時、13を書く

 

3)それでは実際に表を使って次のコードネームを考えてみましょう。

1)の枠にはRootのが入ります。
2)の3度の枠はM3(長3度)なので何も書きません
3)の5度の枠にはP5(完全5度)なので何も書きません
4)の7度の枠にはm7(短7度)なのでが入ります。
5)のTensionの枠にはM9(長9度)とaug11(増11度)があるので、9と#11が入ります。

よってコードネームはとなります。

 

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